◇創世神話
それはまだ、人の近くに神が在った時代の話
世界は人々の暮らす地上
神々の暮らす天上
そして死者の送られる黄泉の分かれていた
それぞれは互いにすぐ側に在りながら干渉することはなく
四柱の神の支配によって均衡を保っていた
しかし、永らく保たれていた均衡も唐突に崩れ去る
黄泉を納めてた死魂の軍勢を率い
世界を黄泉に均さんと宣戦布告を行った
神の変心は冥き深淵より生まれし
「闇の意志」に呑まれたことにあった
他の三柱の神により、闇の意志は剝がれたものの
「意志」は独立し器を探し、それを得た
混沌に生まれ、神の内で育ち、完成されたる殺戮の化身
神は再びそれを黄泉へと閉じ込める
世界を歪める者として
そして二度とその異形を解放せぬよう
黄泉も、黄泉と通ずる天上をも地上に溶け込ませ
干渉を断じた
そうして、消して潰えぬ歪みを何処かに潜められた世界が出来上がる
神は世界の外から加護をもたらす存在に変わると
ひそやかに塵界から姿を消していた
この神話内では、天地に別たれた世界を統合させ出来たのが現在の世界の姿とされている。
しかし飽くまで神話である為、恐らく脚色が多分に含まれて居るとして史実としての信憑性は低いとされる。
一般的には御伽話として人々の間に浸透している。
